2014年4月11日金曜日

ロンドンのIASBはどんな所?

イージフの野口です。久々のブログの更新となりました。


現在は主に旬刊経理情報(中央経済社)にてIFRSの改訂について審議状況を解説する記事を連載させていただいており、ブログの更新が遅れてしまいがちですが、雑誌の連載だけでは拾いきれないこともたくさんあります。ブログでもIFRSに関する情報をお伝えしていきます。今回はいつもの会計一辺倒の話から趣向を変えてロンドンにあるIASBについてご紹介します。現在私がロンドン在住であることもあり、IASBで行われている会議に傍聴しに行くようになりました。IASBがどんな所なのかご存じない方は多いのではないでしょうか。


IASBがあるのはロンドンの中心地、セント・ポール大聖堂の近く、Cannon Streetにあります。この辺りはロンドンの金融街シティの南端になり、新しいオフィスビルや商業施設が立ち並んでいます。ロンドンというと古い建造物が多く、それがロンドンらしい景観として大事にされていますが、一方でロンドンの東部は再開発が進められ、新しいものと古いものが一体となった新しい景色が生まれています。IASBがあるオフィスビルは新しいもの、になると思います。


写真 1


IASBはこのビルの2階にあります。世界各国から派遣された200人程の方がここでIFRSの開発に携わっています。多くの方が2年程の任期で出向して来ているそうで、permanentとして継続的に所属している方は15人程度しかおられないそうです。近年は日本人のスタッフ派遣が増えてきているとのことで日本人の方もいらっしゃいます。オフィスの雰囲気を少し垣間見た感じでは、いたって普通な、一般的なオフィス、という印象でした。毎月開催されるIASBの理事による会議も、普通の、会議室で行われます。場所は至って普通、という感じがしてしまいますが、ここから世界で単一の高品質の会計基準を開発していこうという信念は強く伝わってきます。


会議は誰でも傍聴することができます。会議を傍聴する時は事前にメールで登録を依頼し、当日は受付で挨拶するだけで入っていけます。アジェンダもスタッフが作成した資料もIFRSウェブサイトからダウンロードでき、傍聴する人も事前に内容を確認できます。それだけでなく、ウェブサイトから会議をウェブキャストで見ることもできます。非常に開かれた場で基準が作られているということを感じます。


最後に、IASBのあるビルから見えるセント・ポール大聖堂です。


写真 3


 


こうして見るとやはり新しいものと古いものが渾然としていますね。IASBは世界単一の会計基準という新しいチャレンジに相応しい、新しい場所にあるのだと思います。


イージフ 


野口由美子


 


 


 



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