2010年4月19日月曜日

国際会計基準と株価の気になる関係


国際会計基準は投資家のための会計基準です。
投資家への情報提供が重視されていて、
その企業が投資に値する価値があるのか
ということを判断するために必要な情報を開示することが求められています。
この「必要な情報」は非常に広範にわたっていますので、
これから国際会計基準を適用することになる日本企業では
開示に対しても準備をしっかりと進めていかなくことが重要です。

それだけいろいろな情報を開示した結果、
市場ではどのような反応が起きるのでしょうか。

市場の反応についてはEUの国々を事例として国際会計基準と株価の関連性を検証したいくつかの研究があります。

それによると
イギリスやフランスの市場において、
国際会計基準の適用初年度後、最初の3ヶ月の株価の変動と
各国の会計基準と国際会計基準による利益額の差異には
高い相関関係があったという報告があります。
(ICAEW: EU IMPLEMENTATION OF IFRS AND THE FAIR VALUE DIRECTIVE)

このような研究はまだ初期段階で
今後より実証研究が進められることになると思います。

最近は新興国などの株式市場が急成長を遂げていますが、
日本市場もヨーロッパに並んで大きな株式市場です。
日本市場においても国際会計基準の適用の影響は大きいと思います。

国際会計基準が適用されることにより、企業の利益の額は大きく変わる場合があります。
投資家に対してきちんと説明をして情報を伝えていかなくてはなりません。

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